タイは漠然と物価が安いから大丈夫と思っていませんか?バンコクは日本でいう東京に当たるところです。
同じタイの中でも県や地域により物価が異なります。その中でもバンコクはタイの中の中心地にあり、他の県に比べ物価も高くなっています。
今回はバンコクで生活していくのにかかる一人暮らしの主な費用をまとめていきます。
実際にかかる1か月の生活費
タイのお金はB(Bath:バーツ)で、このブログでは「1B×3円」で計算していきます。(※2018年1月1日時点の実際のレートは1B=3.46円です。)
住居費
9,000B~90,000B以上(約27,000円~)
仲介業者により最低取り扱い金額が決まっている場合があります。
日本語の通じる仲介業者を介して仲介してもらう場合10,000B~。駐在員を主なお客さんにしている日系仲介業者の場合は30,000B~が多いです。
私は20代前半でタイに来たときは2万B前後の物件に住んでいました。BTSから徒歩5分で以内、40平米くらいの物件です。
注意ポイント
ホームページ上に15,000Bの物件があっても、注意書きに「30,000B~の紹介」と記載してあるので確認しておきましょう。
ポイント
仲介業者が取り扱っていない物件の場合には、オーナーさんとの直接交渉になります。家賃の安い家もありますが、タイに慣れるまでは日系仲介業者を利用する方が無難でしょう。
食費
10,000B(約30,000円)(もっとも個人差のある費用だと思います。)
メモ
外食費の平均額
カフェ:100B~500B(約300円~1,500円)/1回
サラリーマン日本の定食ランチ:200B~300B(約600円~900円)/1回
タイ料理屋台:40B~100B(約120円~300円)/1回
フードコート:80B~100B(約240円~300円)/1回
注意ポイント
一人暮らしで日本食を自炊すると逆に高くつくことが多いです。
ポイント
パスタの麺などはタイのスーパーで安く買えるのでパスタソースを日本から持ってくると便利です。
日用品
500B(約1,500円)
日用品の主なものは、トイレットペーパーやティッシュ、ボディソープ類です。
バンコクは紙類が高いです。男性の場合、トイレットペーパーの消費は少ないかもしれません。女性の場合、月経などもあるので日本に比べて高いかと思います。
通常買いだめをすると思うので毎月かかるというよりは月によって家計の増減がある項目だと思います。
ポイント
基本的にすべてタイで揃います。化粧品などを除き、日本から持ってくる必要はないと思います。
交際費
この項目は人それぞれです。
メモ
外食費の平均額
飲み会(日本食):1,000B(約3,000円)/1回
タイ屋台料理で飲み会:500B(約1,500円)/1回
奥さん達のランチ:100B~400B(約300円~1,200円)/1回
人やお店によって大きく異なります。女性のみの飲み会の場合、500B前後あたり。男性の場合1,000B~、男女混合だと男女かかわらず1,000B~が平均的だと思います。
ポイント
日本人との飲み会はタイ料理の屋台での飲み会よりかは居酒屋がメインになることが多いです。ほとんどのお店がフリーペーパーやブログに載っていますので、事前にメニューや予算を確認することができます。
交通費
メモ
おおよその交通費
週5勤務の場合:回数券50回分購入で1,300B(約3,900円)
タクシー:初乗り35B~(約105円)
バイタク:約20B~(約60円)
ポイント
バイタクは乗り場以外で捕まえる場合(通称:流し)は言い値なので交渉して下さい。距離により相場があるので、初めは乗り場で相場を掴んでからがおすすめです。
関連記事⇒ バンコク市内の交通手段
通信費
メモ
家のWi-Fi:500B~(約1,500円)
携帯代:500B~(約1,500円)
ポケットWi-Fi:399B~(約1,197円)
ポイント
バンコクの飲食店はフリーWi-Fiが使える場所が多いです。
一時帰国の際には、フジスーパーで日本で使えるSIMカードを購入しています。約400B程度で一週間つかえるため、日本でSIMを買うより安く済みます。
電気代
500B~800B(約1,500円~2,400円)
1年中クーラーをつけているので、公共料金のなかで一番高くつくのが電気代です。
部屋の広さや部屋数、外付けのエアコン、埋め込み型のエアコンによって、電気代が大きく変わるので注意が必要です。
コンドニミアムの場合、電機会社から直接電気代が請求されます。アパートやサービスアパートの場合、電気料金にプラスしてサービスチャージが発生するので、コンドミニアムに比べ高くなります。
注意ポイント
アパートとコンドミニアムで家賃を比較する際には、必ず電気代の項目をチェックした方がいいです。
水道代
60B~(約180円~)
バンコクの公共料金で一番安いのが水道代です。一人暮らしの場合、多い月でも100B前後(約300円)でしょう。全然使わなければほとんどかかりません。
注意ポイント
水道から直接お水は飲めないため、水道代とは別に飲む為のお水代がかかります。
浄水器を入れる場合、3~4ヶ月に1回フィルターの交換メンテナンスが入るのが一般的です。1人~2人暮らしの場合、浄水器を入れた方が高くつくので、ペットボトルを購入するのがおすすめです。
飲み水代:1.5Lのペットボトルのお水の場合、1本あたり10B前後(約30円)です。6パックセットで購入すると安くなります。
ポイント
水はロータスなどのネット通販から購入できるのでいちいち買いに行く必要はありません。
娯楽費
美容院や床屋代、衣服代、マッサージ代がかかってきます。
日系の美容院の場合、カットで1,000B~くらいかかります。ローカルな美容院の場合、価格はまちまちですが100B前後~が相場です。
マッサージは250B~300Bくらい、このくらいの価格だとチップが通常20B~50B(相場)日本人が多く通うマッサージは100Bくらい渡す人が多いので求められるところもあります。
ポイント
衣替えがないので衣服代は日本よりも少なく済みます
生活費以外の番外編
毎年かかってくるお金
日本やタイ以外の国でビザを取得した場合、取得した日から2~3ヶ月以内に1年のビザ延長手続きをしなければいけません。またその後、ビザの更新のたびに(大抵の人は年に1回)ビザ更新・延長代がかかってきます。
ポイント
会社が負担してくれるところもあれば、自分で手続きやお金を負担しなければいけないところもあるので確認しておきましょう。
まとめ
おおまかな額を出してみました。実際に私の家でかかっている平均的な出費額です。
日用品は、まとめ買いが多く(トイレットペーパー32ロールとか)多い月で600B~1,000B行くこともありますが、ない月では0Bということもよくあります。
バンコクはお店や薬局などでセールが多くやっています。1個買うと1個無料、1個買うと1Bでもう1個買える、20%オフなどたくさんあるので、うまく利用するのが生活費を浮かせるコツです。
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