タイ生活

タイ移住の1番最初かかる初期費用

タイ移住の1番最初かかる初期費用日本からタイ・バンコクに移住するためにはいくら持っていけばいいのか。といった質問を受けることが多々あります。

前回書いた1か月にかかる費用をざっと書いてみましたが、月にかかりそうなお金はわかっていても、住み始める最初の月は初期費用でさらにぐっとお金がかかります。

バンコクに行こうと思い、いろいろな人のブログを見てメールする人って多いですよね。

でも意外に聞けないのがお金の質問。今回は、初めてバンコクで仕事をしようと思っている人向けに必要な初期費用についてまとめていきます。

 

住み始めるのに最低限いくら必要か

バンコクに来た最初にかかる最低限のお金を見ていきましょう。まず必要な項目から見て、その後大まかな金額を出して計算していきます。

住居費

まずは、一番重要な家賃です。バンコクで住むための初回の家賃支払いには基本的に、初月の家賃にプラスしてデポジット(家賃2か月分)がかかってきます。

注意ポイント

初めの月は約3か月分(その月の家賃+デポジット(2か月分の家賃))の家賃が必要になります

メモ

デポジットとは

日本でいう敷金で、家の中で損傷または家賃未払いなどがあるとこのデポジットから引かれます。

基本的にバンコクでは1年契約で、契約満了時を迎え引っ越しをする際に返ってくるお金です。

私はバンコクで計5回ほど引っ越ししていますが、今のところほぼ全額戻ってきています。

 

食費

メモ

屋台:焼き鳥1串20B(約60円)カオマンガイ40B(約120円)お水10B(約30円)ビール40B(約120円)

日本の定食屋さん:安いところで200B(約600円)ラーメン250B(750円)普通の日本食だと350B~450Bくらいかかります。

自炊する場合は食費+調味料+キッチン雑貨などがかかります。

コンドミニアムやサービスアパートメントなどは、基本的にお皿やフライパンが付いていることがあります。過去1か所だけついていませんでした。

初めてタイに来たときはすべて外食でおよそ1万B程度でした。

 

その他

日用品は主に、ティッシュやトイレットペーパー、ボディーソープ類です。バンコクではティッシュなどの紙類が割高です。

1か月分の交通費(電車、タクシー代、通勤代)

携帯代+SIMカード

詳しくはこちらの記事に書いてあります。⇒ タイ・バンコクでかかる1か月の生活費

 

最低限必要なものはこのくらいでしょう。

1週間~2週間はホテルに泊まって物件を探す場合は、ホテル代を前払いしているかと思いますが、ホテル代とは別に、宿泊時デポジットが必要な場合もあります。こういった場合は、クレジットカード預かり又は、現金を預けることになります。

ポイント

現金の場合だいたい2,000Bくらいです。私はクレジットカードを預けるのは怖いので現金を預けています。

仮にこの家賃「20,000B」で計算すると・・・

家賃 60,000B(約180,000円)
食費 10,000B(約30,000円)
日用品 500B(約1,500円)
交通費 1,500B(約4,500円)
携帯代500B(約1,500円)
________________________
計 72,500B(約217,500円)

初期費用でだいたい22万円近くかかる計算になります。家賃が変われば初期費用も変わります。

注意ポイント

この記事では、レート1B=3円で計算しています。レートが変わればさらに大きく変わるため、必ず現時点でのレートの確認も忘れないようにしてください。

携帯をデパートで買うのであれば、上記とは別に携帯購入代 3,000B(約9,000円)~が必要となります。

ポイント

携帯は安いアンドロイドの場合3,000B~5,000Bで購入可能ですが、日本語対応がない場合がもあります。iphoneであれば対応言語の問題はありませんが、iphoneはバンコクで買うと日本で買うよりも高いので、タイに来る前にSIMフリーのiphoneを日本で買って持ってきた方がおすすめです。バンコクの秋葉原と言われる電脳デパート「MBK」で購入で安く購入できますが、中には偽物も混ざっているので注意しましょう。

 

日本で準備してきた方がいいもの

食べ物のはなし

バンコクは屋台のタイ料理以外は、思いのほか日本と変わらないことが多いです。

また、日本で食べるタイ料理とは違って薬草や辛みが強いのが特徴的です。また衛生面を見て食べられない人もいるかもしれません。日本では大好きなパクチーもタイのパクチーが食べられない人もいるでしょう。(日本のパクチーはファランパクチーでタイパクチーとは異なります)

日本食を作る場合、しょうゆ、みりん、お酒などの日本の調味料は日本の約2~3倍ほどかかります。同じくカップヌードルも100Bくらい(約300円)と高いので、お給料が出るまでの金欠時の補助食としても持ち込みがおすすめです。

 

インターネット環境のはなし

バンコクでは、カフェや飲食店に入ると9割型フリーのWi-Fiが設置されています。タイでSIMを契約するまでの間、外で連絡を取る必要がない場合には、カフェに設置されているフリーのWi-Fiと家に設置したWi-Fiで不便ですがしばらくはしのげると思います。

外で携帯を使いたい、タイで携帯を使いたい場合、SIMカードという携帯とネットを繋げる回線(プロパイダ)が必要になります。日本でいうソフトバンクやAUと同じです。違う点といえば、契約の縛りがないため気に入らない場合は切り替えが可能です。

注意ポイント

SIMカードを購入して使う場合は、SIMフリーの携帯が必要です。タイで携帯を購入する分には問題ありませんが、日本の携帯はSIMロックがかかっている可能性があり、事前に確認するようにしてください。

 

SIMカードは月額、またはプリペイド式があります。

タイの大手携帯会社から

すべて日本語でOKの

 

タイのWi-Fi事情は、日本のような快適さが少ないのが実情です。ホテルや飲食店の回線が悪くて繋がらないこともよくあります。

タイに来る前に日本でタイのSIMカードを何日間分か購入しておくと、着いたその日から利用できるので急なトラブルも対応できておすすめです。

 

お金のはなし

ギリギリになった時に助かるのがクレジットカードです。また、日本から住民票を抜くとクレジットカードが作れなくなるので、バンコクに来る前に作成しておきましょう。

私は日本から調味料やカップ麺などの食料をスーツケースの半分以上入れて持ち込みました。住むところも決めずにホテルで過ごしたこともあり、70,000B(21万円)ほど持ってきましたが、結構ギリギリで大変な思いをしました。

注意ポイント


現金がなくなった時のためにクレジットカードを持ってきた方が無難です。

参考記事⇒ 海外居住者がすすめる日本で作っておくと便利なクレジットカード

 

住むところのはなし

タイに来てから住むところを探す場合には、事前に1週間分のホテルを予約しておくことがおすすめです。

注意ポイント

日本の旅行代理店からも予約できますが、旅行代理店の人はタイのことを知らずに現地の会社に丸投げしている場合もあるので注意しましょう。

私の場合は、当初大手代理店に紹介されたホテルに宿泊しましたが、立地もかなり悪くお風呂の蛇口から茶色の水が出るようなホテルで最悪でした。

ポイント

初めに泊まるホテルの日額は、予想家賃の30分の1のホテル代にした方がいいです。大体の相場感がつかめるようになりますし、納得のいくまで、住むところを探すことが出来るためです。(最悪しばらくホテルに住んでもいいので)

 

まとめ

思っている以上に初期費用はかかるんですよね。私が初めてタイに来たときはブログがほとんどなく、家賃のデポジットのことを知らずに大変な思いをしました。

ただ、タイではお給料は働き始めたその月にもらえるのが一般的なため、すぐにお給料が入って何とかなりました。もちろん会社によって異なるので、事前に確認を忘れないようにしましょう。

 

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