タイの求人で最も多いのが営業職、事務職、そしてカスターサービスです。その中でも、今回はタイの営業職に絞って書いていこうと思います。
タイの営業職に関する求人100件を分析まとめていきます。
月収
タイの営業職の求人100件を分析した結果、平均月収は66,000B、中央値は65,000Bとなりました。月給の分布をグラフにしてみました。
1番多い求人は60,000B代、次は50,000B代となりました。
ポイント
営業職の場合これにプラスして営業成績によるプラスのお給料をもらえる会社もあります。頑張り次第では、月のお給料UPも可能な職業です。
応募の年齢制限
求人票に記載されている年齢制限を見ていきましょう。
35歳までだと9割の求人に応募できるのに対し、35歳を超えると応募できる営業職の求人が半分以下になりました。
ポイント
タイでの営業職の求人として30代半ばを一つの募集目安として考えられていることがわかります。
営業経験・社会人経験
募集条件として、求人票上『営業経験または社会人経験』に関する情報は下記の結果になりました。
調査した求人の88%が営業経験または社会人経験が求められています。
一つの理由としては、日本人がタイで働くためには、ワークパーミットが必要です。そのための要件として社会人経験が求められるケースがあるためと思われます。
次に、求人票上の営業経験または社会人経験に関し、年数の記載があったものをまとめた結果。
2年以下の経験があると18%の求人にしか応募できないのに対し、3年以上の経験があれば68%の求人に応募できるようになります。
ポイント
○○経験が2年以上っていう応募条件の記載は本当よく見かける条件です。
求められる語学
求人票上の語学に関する記載は下記の結果になりました。
91%の会社が応募者に語学スキルを求めていることがわかりました。
そして、語学が必要と記載した会社のうち、英語・タイ語の両方、または英語・タイ語のどちらかが必要かどうかは次の結果になりました。
1番多い求人は「英語が必要」49%、次いで「タイ語・英語のいずれかが必要」36%でした。そのため、英語ができれば85%の求人に応募できると言えます。
ポイント
不動産仲介業の場合では、顧客が日本人でもオーナーさんやコンドミニアムのオフィスの人はタイ人のため最終的にタイ語が必要になってきます。会社に入ってからタイ語の勉強をしてなくてはいけない場合も多いです。
参考記事
まとめ
30代半ばまでの営業または社会人を3年ほど経験した英語スキルのある人であれば、タイで職を探すのは苦労がなさそうです。
新卒または社会人経験がない場合は、いきなりタイに来て仕事を探すよりは、日本で2~3年ほど働いて社会人経験を積みながら英語を勉強するのが、タイでの求人を探す際で優位になるでしょう。
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