この記事では、国際結婚の国別件数と国際結婚の平均年齢について記載しています。
年間の国際結婚の組数
平成27年、年間の国際結婚の組数は下記の通りです。
| 平成27年 | 妻の国籍（組） | 夫の国籍（組） |
| 総数 | 14,809 | 6,167 |
| 韓国・朝鮮 | 2,268 | 1,566 |
| 中国 | 5,730 | 748 |
| フィリピン | 3,070 | 167 |
| タイ | 938 | 36 |
| 米国 | 199 | 1,127 |
| 英国 | 44 | 235 |
| ブラジル | 277 | 344 |
| ペルー | 83 | 115 |
| その他の外国 | 2,200 | 1,829 |
※「婚姻に関する統計」（厚生労働省）を加工して作成
平成27年に国際結婚をした総数は20,976組（内タイは974組）でした。
厚生労働省によると平成27年日本の婚姻総数は635,156組のため、国際結婚の割合は3.3％であるといえます。意外と多い印象を受けました。
平均婚姻年齢
平成27年、国際結婚の平均婚姻年齢は下記の通りです。
| 平成27年 | 夫（日本） | 妻（外国） | 年齢差 |
| 韓国・朝鮮 | 41.4 | 36.9 | 4.5 |
| 中国 | 46.6 | 35.2 | 10.7 |
| フィリピン | 48.8 | 30.4 | 18.5 |
| タイ | 47.1 | 34.6 | 12.5 |
| 米国 | 33.2 | 30.2 | 3.0 |
| 英国 | 32.7 | 30.4 | 2.3 |
| ブラジル | 33.9 | 29.7 | 4.2 |
| ペルー | 33.0 | 28.2 | 4.7 |
| その他 | 41.4 | 30.8 | 10.7 |
| 平成27年 | 夫（外国） | 妻（日本） | 年齢差 |
| 韓国・朝鮮 | 34.7 | 32.1 | 2.7 |
| 中国 | 31.1 | 30.9 | 0.2 |
| フィリピン | 28.7 | 28.5 | 0.2 |
| タイ | 30.6 | 31.3 | (0.7) |
| 米国 | 32.6 | 32.1 | 0.5 |
| 英国 | 36.4 | 33.3 | 3.1 |
| ブラジル | 29.1 | 28.5 | 0.6 |
| ペルー | 29.0 | 27.7 | 1.3 |
| その他 | 32.9 | 33.1 | (0.2) |
※「婚姻に関する統計」（厚生労働省）を加工して作成
ポイント
厚生労働省によると平成27年、日本の平均婚姻年齢は夫33.0歳、妻31.0歳でした。
男性は妻が外国籍の場合、平均婚姻年齢が高くなっています。特にアジア国籍の場合に平均婚姻年齢と年齢差が大きくなっていると言えます。
女性に関しては、夫が外国籍の場合もほぼ平均婚姻年齢辺りで婚姻されていると言えます。
まとめ
日本人男性とタイ人女性の婚姻の場合、男性の平均年齢47.1と男性の日本の平均婚姻年齢33.0歳を14.1歳も上回る結果でした。
日本人女性とタイ人男性の婚姻の場合にも、女性の方が0.7歳高いという結果になりました。
余談ですが、2015年の国勢調査によると男性の4人に1人、女性の7人に1人が生涯未婚と言われています。
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