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タイで就職できる?新卒・第二新卒向け

タイで就職できる?新卒・第二新卒向け

新卒・第二新卒のタイで働きたいと思っている人向けの記事です。

タイ現地採用の給料や、新卒・第二新卒でタイで就職をした場合に応募できる求人の仕事内容や、お給料はどのくらいかなどについて記載しています。

 

タイ現地採用の給料

タイ現地採用の求人を調査した結果、タイ現地採用の職種ごとの平均月収は下記の通りになりました。

職種別 平均月収
営業 66,000B
事務系 59,500B
カスタマーサービス 56,000B
技術系専門職 93,000B
生産管理・品質管理 77,500B
事務系専門職 124,500B
購買 69,000B
通訳・翻訳 56,000B
IT 81,500B

 

職種ごとの主な仕事の内容は下記の通りです。

職種 主な仕事の内容
営業 日系企業相手の営業、在タイ日本人向けの不動産仲介業など
事務系 秘書や、営業職駐在員のサポート
カスタマーサービス コールセンター、ツアーコーディネーター
技術系専門職 工場長、エンジニア
IT システムエンジニア、Web系
生産管理・品質管理 製造業
事務系専門職 弁護士事務所、会計事務所、コンサル系
購買 調達
通訳・翻訳 医療通訳、社内通訳(秘書兼)、法律や社内文書などの翻訳

工場長・エンジニアなどの技術系専門職、システムエンジニアや、会計士・コンサルタントなのどの事務系専門職などの職種は平均月収が高い結果となりました。

 

新卒・第二新卒者が応募できる求人は?

新卒・第二新卒でタイでの就職を検討する場合、ネックとなるのが社会人経験に関してです。

未経験でも就職できるのか。に関してタイ現地採用の求人を調査した結果、未経験でも応募できる割合は下記の通りです。

応募できる割合

  • 営業職7%
  • 事務系20%
  • カスタマーサービス72%

 

そのため、新卒・第二新卒がタイで就職がする場合には、主に、コールセンターや、ツアーコーディネーターの求人に応募することになります。

 

新卒・第二新卒者がタイに来ることをおすすめしません。

新卒・第二新卒者がタイに来ることをおすすめしない3つの理由

私は新卒・第二新卒者がタイに来ることをおすすめしません。理由は3つあります。

おすすめしない理由①

社会人経験の乏しい人の応募できる求人は、月給3万バーツから5万バーツ(9万円から15万円)でボーナスのない仕事がほとんどです。

また、昇給も難しいです。カスタマーサービスは、担当1人あたりが担当できる仕事の量が限られているため、人件費が上げ辛い職種のためです。

 

おすすめしない理由②

日本で転職する際に、タイでの社会人経験はカウントされないケースが多いためです。

転職する際にはなぜ、社会人経験が求められているのかというと、中途採用者に対しては新人研修などを実施しないため、名刺交換・電話対応などの社会人としての基礎力・日本のビジネスマナーが求められるためです。

タイでの社会人経験は、日本のビジネスマナーが身についているか否かがわからないため、評価されないケースが多いです。

 

おすすめしない理由③

日本で3年ほど社会人経験を積んでからタイで就職をした方が、給料も高く、昇給・スキルアップできる会社に就職できるためです。

注意ポイント

新卒・第二新卒でタイに来るメリットがありません。

 

 

新卒・第二新卒者の武器

新卒・第二新卒者の武器は、学歴やスキルではありません。

ポイント

新卒・第二新卒者の武器は、新卒・第二新卒であることです。新卒・第二新卒であることは社会的信頼です。

注意ポイント

タイでは新卒・第二新卒は一切評価されません。社会人経験の乏しい人としての評価を受けます。

そのため、新卒・第二新卒者がタイに来ることをおすすめしません。

先ずは、もっとも新卒・第二新卒者を評価してくれる日本で就職することをおすすめします。

 

新卒・第二新卒者カードの有効な使い方

新卒・第二新卒者の評価

もっとも新卒・第二新卒者というカードを有効に使うためには、新卒・第二新卒者を対象としている人材紹介会社に登録することです。

ポイント

多くの人材紹介会社では、完全無料でサポートしてくれます。

どのようにして商売が成り立っているのかというと、それは求職者を採用した企業から求職者の年収のおよそ3割程度を紹介手数料としてもらうためです。

つまり、人材紹介会社は求職者をサポートして高い給料で就職してもらった方がお得ということです。また、入社してすぐ退職されても困るため入社後のサポートをしてくれる会社もあります。

そのため、仕事を探す際に、人材紹介会社を使わない手はありません。

 

最後に

新卒者に関しては、有名なマイナビ20〇〇年などの新卒向けサービスや、LINE追加で就職をサポートしてくれるLINEで就活【digmee】 などがあるため、選択には困らないと思います。

 

第二新卒者に関しては、どの人材紹介会社を利用していいかわからないと思いますので、おすすめの人材紹介会を記載します。

第二新卒者向けおすすめの人材紹介会社

20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】

取引企業:約1万社

対象者:正社員での就職・転職を希望する18歳~28歳

経験・学歴不問でフリーター、中卒、高卒、大学中退、大学卒業後(既卒)、海外留学から帰国後、就職浪人、公務員試験からの民間企業就職への切り替え、短期離職、第二新卒(就業後3年以内の離職)、中途、キャリアアップの転職など幅広い経歴の方

 

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