今までは営業職、事務職、カスタマーサービスについて書いてきました。今回は、タイのITに関する求人を分析、まとめていきます。
IT業界は資格職でもあるため、給与も高めです。
月収
タイのITの求人を分析した結果、平均月収は、81,500B、中央値は85,000Bとなりました。
月給を分布グラフにすると。
一番多い求人は80,000B代、次は90,000B代となりました。
仕事内容
募集しているITの仕事内容は下記の結果になりました。
タイでは、日本の親会社から委託されたIT開発、WEBサイトの作成やタイにある日系企業向けに運用・保守の仕事が多いです。
応募の年齢制限
求人票に記載されている年齢制限を見ていきましょう。
半分以上の会社が年齢制限を設けていませんでした。
ポイント
他の業種に比べてスキル・経験があれば、年齢に関係なく働けます。
IT業界での経験
応募条件として、求人票上「IT業界での経験」に関する情報は下記の結果になりました。
調査した求人の94%がIT業界での経験または、スキルを求めています。資格やIT業界での経験があると、タイでの就職は比較的しやすい環境です。
ポイント
タイでITの職種に就きたいのであれば、まずは日本で経験を積むことが大切です。
次に、求人票上のIT業界での経験に関し、年数の記載があったものをまとめてみました。
2年の経験で40%、3年の経験で60%以上の求人に応募できるようになります。
IT業界経験者で労働許可のおりる経験を持っている人に一定の需要があるのかもしれません。
求められる語学
求人票上の語学に関する記載は下記の結果になりました。
58%の会社が応募者に語学スキルを求めていることがわかりました。
そして、語学が必要と記載した会社のうち、英語・タイ語の求めている語学は次の結果になりました。
一番多い求人は「英語が必要」67%、次いで「タイ語・英語のいずれかが必要」33%でした。そのため、英語ができれば100%の求人に応募できると言えます。
他の職種と違って「タイ語・英語ともに必要」「タイ語が必要」と回答した会社はなかったのは驚きました。
日本人だけで完結してしまう仕事が多いのかもしれません。
まとめ
語学に関して、他の職種に比べて比較的ハードルが低く、IT業界での経験が2年から3年あれば、タイで求人を見つけることは出来ると思います。
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