タイに住むにはどの程度の語学力があるといいのか気になりますよね。そもそもタイは何語なのか知っていますか?
テレビでは英語もタイ語もできなくても働けて住めるのがタイとよく流れていますね。
しかし、テレビで紹介されている「タイ」はタイの首都でもある「バンコク」の一部にあたります。今回はタイで使われる主な言語から、英語や日本語はどのくらい通じるのかを紹介していこと思います。
タイの母国語
タイの言語は、タイ語です。
1日中使える日常会話の挨拶(おはよう、こんにちは、こんばんは、さようなら)として「サワディー(สวัสดี)」という言葉があります。正式には、おはようなどは別の言い方がありますが、サワディーで十分伝わります。
また、男性女性で語尾が異なり、語尾を付けることで、少し丁寧な言葉使いになります。
- 男性の場合「○○クラップ」
- 女性の場合「○○カー」
男性だと「サワディークラップ」女性だと「サワディーカー」ですね。簡単に言えば「サワディー=おはよ~」だとしたら「サワディーカー=おはようございます」になります。
ポイント
初対面の方や、目上の方には語尾を付けるのを忘れないようにしましょう。
日常生活で使う言語は?
英語とタイ語の割合
私がレストランやタクシーなどで使う日常会話は、タイ語8割、、英語2割です。
反対に定員さんから対応される言語は、日本語1割、タイ語4割、英語5割といったところです。よく利用するタクシーではタイ語9割、英語1割です。
これはバンコクでの生活で、チェンマイに遊びに行った友達は全く英語が通じなかったと言っていました。
注意ポイント
タイの中もバンコクと他県では大きく異なるので注意しましょう。
リゾート地の場合欧米人や外国人が多く訪れるため英語が多く使われます。山岳地方の場合はほとんどがタイ語になります。
ポイント
バンコクの街中で使われる言語は、英語とタイ語が半々くらいです。英語が日常会話程度あれば不自由はないでしょう。どちらも全く話せないという人も居ますが、生活をしてく上ではどちらかは話せた方がいいです。
日本語はどのくらい伝わるのか
バンコクには日本語が多くあふれかえっていますが、日本語が通じると言っても飲食店などの店員さんからよく発せられる日本語は
「ちょっと待ってください」
「お茶、冷たい!あたたかい!」
「デザート、フルーツもり!アイス!」
「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございます!」
などです。日系の飲食店であれば基本的にメニューに日本語表記があるため注文には困りませんが、なにかメニューにないことを聞きたい時などは基本タイ語か英語で聞くことになります。日本人の店員さんを除いて、タイ人の接客では英語かタイ語がメインとなるためです。
また、タイに住むと必要になってくるビザの更新、90日レポートも主にタイ語で、呼び出し番号(受付番号)もタイ語で呼ばれます。窓口の人は英語が話せるかもしれませんが日本語は話せません。
ポイント
メガバンク(銀行)や私立病院などあらかじめ「日本語通訳がいる」「日本語窓口あり」という表記がある場合に限り日本語が通じます。
ビジネスシーンで使う言語は?
社内公用語を英語としている会社を除いて、社内でのコミュニケーションをとるために使う言語はタイ語であるケースが多いです。
やはりタイ人にも英語がきちんと話せる人が少ないためです。
日本語の通訳を雇って翻訳してもらっているケースもありますが、やはり直接的なコミュニケーションがとれないとうまくいかないケースが多い様に思います。
メールや書類作成などに関しては基本英語であるケースが多いです。英語で敬語が使えるようになると仕事がスムーズにいくようになります。
まとめ
言語はコミュニケーションです。会社に通訳がいる場合や日系の飲食店のみに行くような場合には、日本語だけで押し通すこともできますが、うまくコミュニケーションをとっていくため、すぐに上達しなくてもタイ語を学ぶ姿勢をタイ人に見せることが重要だと思います。
日本人からしても、俺は絶対に日本語なんて話さないからな。という態度の外国人とは仲良くなりにくいと思います。
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