タイの求人で最も多いのが、営業職、事務職、そしてカスタマーサービスです。その中でも、今回はタイのカスタマーサービスに絞って書いていこと思います。
カスタマーサービスには、コールセンターの他、不動産、ショップ店員、旅行会社等さまざまな職業が入っています。タイのカスタマーサービスに関する求人50件を分析してまとめていきます。
月収
タイのカスタマーサービスの求人を分析した結果、平均月収は56,000B、中央値は55,000Bとなりました。
月給の分布をグラフに表すと。
ポイント
1番多い求人は50,000B代だけど、50,000B未満の求人が10%超えているのが特徴です。
注意ポイント
カスタマーサービスの場合がシフト制も多いです。夜勤があるケースもあるため、事前に確認することが望ましいです。
仕事内容
募集しているカスタマーサービスの仕事内容は下記の結果になりました。
主に、在タイ日本人向けサービスか、コールセンターのように日本からの問い合わせに対応するサービスに分けられます。
ポイント
カスタマーサービスはコールセンターだけではありません。
応募の年齢制限
求人票に記載されている年齢制限を見ていきましょう。
40歳まで応募できる求人は半数以上ありました。45歳以上でも18%以上の求人に応募できるようです。
ポイント
年齢に関しては、ほかの職種に比べて条件が緩和されています。
カスタマーサービス経験と社会人経験
募集条件として、求人票上『カスタマーサービス経験または社会人経験』に関する情報は下記の結果になりました。
調査した求人の28%がカスタマーサービス経験または、社会人経験を求めています。72%以上が経験について明記していませんでした。
コールセンターなどのBOI(投資推奨委員会)の認可を受けている会社の場合には、ビザやワークパーミットの要件が緩和されていることもあり、社会人経験が少なくても働けることが多いためだと思います。
ポイント
新卒や社会人経験2年未満の人でも応募できる求人があるのはこの職種ならではです。
求められる語学
求人票上の語学に関する記載は下記の結果になりました。
72%の会社が応募者に語学スキルを求めていることがわかります。
そして、語学が必要と記載した会社のうち、英語・タイ語の両方、または英語・タイ語のどちらかが必要かどうかは次のとおりです。
1番多い求人は「タイ語・英語いずれかが必要」31%、次いで「英語が必要」53%でした。そのため、英語ができれば84%の求人に応募できると言えます。
やはり海外で働くなら英語ができたほうが望ましいです。
参考記事⇒ タイで働く人におすすめの英語学習法
ポイント
日本人顧客のコールセンターは顧客が日本人となるため語学不問なケースが多いです。英語タイ語ができないとコールセンターを紹介されることが多いです。
まとめ
カスタマーサービスでの求人は、年齢経験問わず応募する敷居は比較的低いと言えます。
新卒者に関しては、新卒でもタイで求人はありますが、タイでの社会人経験は日本で転職する際に社会人経験とカウントしない会社もあるため、余程今すぐにでもタイに住みたい理由がない限りおすすめしません。日本で社会人経験を最低2年は積むことで今後タイで応募できる求人も増えていきます。関関同立・GMARCH以上の学生で、ベンチャー志望の学生に対してはLINE追加で就活を支援してくれる会社もあります。⇒ 【digmee】
このようなサービスを使い、まずは日本での就職を検討したほうがいいでしょう。
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